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天目茶碗とは?Part2 ~その種類は?~2026.08.28

【骨董・陶芸・作家辞典】 天目茶碗の種類|曜変・油滴・禾目・灰被・玳玻

1. 天目茶碗の種類

天目茶碗には、釉薬の発色や斑文、釉薬の掛け方などによって、いくつかの種類があります。

1⃣曜変天目

曜変天目(ようへんてんもく)は、黒釉の表面に斑文が現れ、その周囲に青や紫などの色彩を伴う光沢が見られる天目です。

日本に伝来した曜変天目の中には国宝に指定されているものがあり、静嘉堂文庫美術館、藤田美術館、大徳寺龍光院に伝わる作品が知られています。

2⃣油滴天目

油滴天目(ゆてきてんもく)は、黒釉の表面に銀色や金属的な光沢を持つ斑文が現れる天目です。

斑文が油の滴のように見えることから、油滴天目と呼ばれています。

大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の油滴天目茶碗は国宝に指定されています。

3⃣禾目天目

禾目天目(のぎめてんもく)は、黒釉の表面に細長い線状の斑文が現れる天目です。

この斑文が穀物の穂先の毛を思わせることから「禾目」の名称が用いられています。

禾目天目は、建窯で焼成されたものが知られている天目の一種です。

4⃣灰被天目

灰被天目(はいかつぎてんもく)は、二種類の釉薬を掛け、その釉調が灰を被ったように見える天目です。

日本では唐物天目の一種として扱われ、室町時代末期から桃山時代前半に茶の湯で用いられました。

5⃣玳玻盞

玳玻盞(たいひさん)は、黒釉の上に黄白色系の釉を施し、鼈甲(べっこう)のような斑文を表した中国陶磁です。。

玳玻盞も日本では天目の一種として扱われています。

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